建築確認申請について

 テント倉庫を建てるときの流れ

①建築確認申請の申込み

②自治体または民間審査機関による確認後に建築確認済証の交付(交付まで約1か月)

③工事着工

④建物の完成後に「完了検査」を申請

⑤完了検査・検査済証の交付

となります。
具体的な内容は下記の通りとなります。

 

① 建築確認申請の申し込み

建築確認申請を「自治体」または「民間確認審査機関」に提出します。
1級建築事務所により申請します。

 

② 自治体または民間確認審査機関による確認後に建築確認済証を交付

建築確認申請の確認完了後、確認済証が交付されます。
確認済証は、工事着工前の段階では図面や計画が建築基準法に違反していないことの証明になります。

 

③ 工事着工

建築確認済証が交付されてから、工事に着工します。
工事によっては「中間検査」が必要で、この検査は、建物が完成してしまうと見えないような天井裏・壁の中・床下などの確認を目的としています。

 

④ 建物の完成後に「完了検査」を申請

建物が完成したら「完了検査」の申請をします。
新たに建てられた建物は完了検査を受けることが義務付けられています。
これは「建築基準法第7条第1項」によって定められています。
完了検査の申請は、建築工事終了後、4日以内に行います。

 

⑤ 完了検査・検査済証の交付

完了検査の申請をしたら、申請後7日以内に完了検査を受けます。
この「完了検査」で新しく建てた建物が、建築基準法等の法律に準じて作られた建物なのかを実際の建物を見て検査します。
「完了検査」を終えて、検査済証の交付を受けることで完了です。

 

※参考資料

建築確認検査制度の概要
https://www.mlit.go.jp/common/001279404.pdf