弊社テントをご利用の深海洋燈様の公演を観劇させていただきました

先日、弊社テントをご利用いただいた深海洋燈様の公演を観劇させていただきました。

今回の演目は「月夜の陵で鬼は哭く」。

 

鬼女紅葉(もみじ)の伝説をベースにしたこの物語。

正直、名前だけはどこかで聞いたことがある…という程度で足を運びましたが、

一幕、二幕、三幕と進むごとに、「次はどうなるんだろう?」「早く続きが見たい!」と、気づけば物語にどんどん引き込まれていました。

 

ときに愉快で、ときに突き抜ける様に明るい場面がありながらも、その底にはすべてを呪いたくなるような紅葉の哀しみが流れていて、観終えたあとも胸の奥に余韻が残ります。

 

なぜテントでの公演なんだろう?という理由が最後の最後で分かり、ハッとさせられました。

 

真っ黒な布地に金色のハトメが並ぶかっこいいテントの中で、熱気と幻想に包まれた数時間。終電を逃さないよう足早に帰りつつも、あの空間を離れるのがとても惜しく感じた夜でした。

 

深海洋燈の世界は、一度足を踏み入れると忘れがたい経験になること間違いなし。

次回作も楽しみです!